そういえば昨夜の勉強会ではダブルバインド的なコミュニケーションパターンを出すクライアントに対抗する「治療的ダブルバインド」という働きかけについて話題になった。 たとえば「いやよ」と口に出しながらしなだれかかってくる女子。言語と身体で発せられる異なったメッセージ。もし言葉を真に受けて彼女を帰してしまったら「無粋な男」と呆れられるかもしれないし、身体を真に受けて口説こうとしたら「嫌と言ったのに無理やり連れ込まれた!」と言われるかもしれない。 こういうケースの場合、男がどちらの選択肢をとったところで、キャスティングボートはその女子が握っていることになる。「ダブルバインド」は後出しで決定権を握るための万能ツールである。